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☆「すばる連想」

「すばる連想」

星の記憶に触れた夜、連想の舟が静かに動き出す。

霧ヶ峰にて──昴が静かに光っていた夜

9月初旬、夜半に霧ヶ峰で夜空を見上げた。木々の間で静かに星が光っていた。 いくつもの星が寄り集まった姿が最初に目に止まった。昴だ。近くには牡牛座の角が見える。肩のところが昴だ。六つ星とも七つ星とも言うらしい。

連想が始まる。7人の女神のギリシャ神話。プレアデスともセブンシスターズとも言われ、今も様々なものに例えられ、語り継がれている。天空では乱暴者のオリオンに追いかけられたともいう。 今は、オリオンは見えないが、これから姿を表すのだろう。

昔の人は、種蒔きや航海を始めるにあたって、その位置を常に気にしていたから「種まき星」など、沢山の名前がついている。だからだろうか昴は東洋で「財の星」とも言われ、富の象徴でもある。

「さらば昴よ!」という歌詞もあった。作者「谷村新司」によれば、物質文明からの決別を歌っているそうだ。そう考えると、少しさみしい。なぜ、この歌を創ったのか?「谷村新司の不思議すぎる話」にプレアデス星団(昴)に啓示を受けたと書いてあったな。

そうそう、清少納言が枕草子で「星はすばる。」と手放しで褒めている。「星は、すばる。彦星。ゆふづつ。よばひ星、すこしをかし。尾だになからましかば、まいて。」と続く。 ゆうづつは宵の明星のこと、確かにいつも輝いている。よばひ星(流れ星)は、尾が無いともっといいと言っているから、ひょっとしたら彗星の事かもしれない。ハレー彗星もちょうどその頃やってきて、改元する騒ぎにもなったらしいから。

小説「蒼穹の昴」やハワイのマウナケア山頂のすばる望遠鏡と連想は続き、学びが深くなる。
連想の舟に乗って漂うのは心地よい。


連想はまだまだ続く。


2024-09-05(撮影)

🌿今日の季ときと宙そら🌌

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2026年10月07日(水)

旧暦 2026年 葉月(はづき・8月)27日

秋分、水始涸(みずはじめてかる)ころ、
夏の雨が遠のき川や池の水がゆっくりと減り始める。
月は夜空に姿を見せず、星々が澄んだ光を放ち、
南中する星々が宿の帯を静かに巡っている。
魚座=翼宿の空は、夜の静けさをそっと湛えている。

🌿今日の季とき(季節)

ささやかな季のゆらぎを古の心にならう


旧暦 旧暦 2026年 葉月(8月)27日

🍃 季ときの気配

葉月の空気がいつしか満ち、秋明菊の花がかすかに香る。
サシバがせわしげな姿をみせる。

🌞 太陽の巡り

日の出:05:51
日の入:17:26
南中:11:39(高度 49°)
昼の長さ:11時間35分
太陽の黄経:194.7°

🍃季ときの暦

𖥔二十四節気

秋分 — 昼と夜の長さが再び等しくなり、秋が本格化する。

次の節気:寒露 (2026-10-08 23:05)

⚚七十二候

水始涸(みずはじめてかる)

夏の雨が遠のき、 川や池の水がゆっくりと減り始める。 季節が深まりへ向かう静かな合図。

🪶鳥の気配

サシバが、青く高くなった空の上を、上昇気流に乗って優雅に円を描きながら南へと旅立つ。

🪷花の気配

晩秋の澄み切った日差しを浴びて、 秋明菊が気品あふれる白い花びらを真っ直ぐに伸ばす。 秋の終わりと、冬の足音を静かに感じさせながら。

 ✍️今日の記憶

「落ち柿」
激しい台風が去った翌朝、点在する林へと走り出す。
風に吹き落とされた、瑞々しい落ち柿を夢中で拾い集める。
買い物かごいっぱいの収穫に、胸を躍らせた秋の日の贈り物。

🌌 今日の宙そら(天文)

とこしえの宙のめぐりを伝承に学ぶ

🌠 夜宙よぞらの気配

「魚座が夜空にあり、牡羊座がその後を追うように昇り、水瓶座へと巡りが続いていく。月は姿を見せず、星々の巡りが静かに夜を満たしている。」

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