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☆ 目覚める記憶、黒のかたち

目覚める記憶、黒のかたち

全身真っ黒なブラックマンタを見た瞬間、昔近くの森で初めてカブトムシを見つけたときのように心がはずんだ。思わず「かっこいいね」と、声が漏れた。

その一瞬、自分の中に眠っていた何かが目を覚ました気がした。大人になるにつれて置き忘れてきた「思いがけない発見の喜び」や「ときめき」が、黒い翼を広げて静かに舞い上がった。

水槽の青の中を悠然と泳ぐマンタは、記憶の奥に潜んでいた感情をやわらかく呼び起こしてくれた。それは、過去の自分との再会でもあり、未来への小さな予感でもあった。

記憶は、思い出すものではなく、そっと目覚めるものなのかもしれない。

2025-08-17(撮影)

季 節

「ささやかな季のゆらぎを古の心に習う」

旧暦 2026年 皐月(5月)27日

皐月の空気が静かに満ち、花や鳥の気配がそっと日を包む。

🎉 今日の行事:

🌿 記憶の中の季節:

「新茶の季節、集落の多くの人々が集まり、

熱い鉄板の上で、揉んでは広げる青い茶の葉。

集落じゅうが、瑞々しく深い芳香に包まれていた。」

季節の花々:

向日葵、桔梗、撫子、オニユリ、ルドベキア、蓮、朝顔、百日紅、夾竹桃、ハマユウ、ヒオウギ

「夏の濃い気配を鮮やかに映し、

オニユリが反り返る花弁を力強く広げる。

季節の光が深く満ちていく。」

季節の野鳥:

燕(つばめ)、鵯(ひよどり)、四十雀(しじゅうから)、カルガモ、サンショウクイ、カワセミ、百舌鳥(もず)、アオサギ、ヨシゴイ

「水面に夏の影を映し、

カルガモが穏やかに水を切りながら進む。

季節の流れが静かに満ちていく。」

季節の行事: 静かな一日

💠 思い出の行事: 静かな一日

二十四節気: 小暑➔ 次の節目「大暑」まで あと 12日

熱の気が、ゆっくりと満ちる

🍃 七十二候: 温風至 : あつかぜ いたる

「大地を渡る風が、

ひんやりとした春の名残を手放し、

ゆるやかな温みを帯びて吹き始める。」

天 文

「とこしえの宙のめぐりを古の技に学ぶ」

■ 今日の宙の気配

「月のない夜に星々が深く瞬き、房の空が開け、季節の星座が静かに広がる。」

■ 21時の南中星空

星座の巡り:双子座(西へ)蟹座(正中)獅子座(東から)

・今夜見頃の星座(正中):蟹座

📜 星座の神話:
巨大な怪物の足元で戦った蟹。かすかな星の集まりは淡い泡沫のよう。

・太陽の位置(黄道十二宮):蟹座

・今日の二十八宿(太陽方向):昴(ぼう)宿

宙の架け橋
この宿は、牡牛座の背中にきらめく美しい青き星団「プレアデス星団(すばる)」を指します。

「 宙と季に学ぶ 」

2026年07月12日 (日)
旧暦 2026年 皐月(さつき・5月)27日
皐月の風のなかで 季節の気配がそっと揺れ 二十七日月の光が静かに満ち 今日という一日がほどけてゆき 心の奥に、小さな灯がともる

月のない夜に星々が深く瞬き、房の空が開け、季節の星座が静かに広がる。

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