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☆ 遠い光に焦がれつづける

遠い光に焦がれつづける

あの先には、きっと何かが待っている。
心の底にいつも抱いてきた想い。

幼い頃、山村で生まれ育ったせいだろうか? 
峠からの眺望には今も心が躍る。
はるか先には孤高の槍ヶ岳。この写真は、私の大事な一葉。

(2005年8月 涸沢からの帰りみち、険しい登りを終えて)

そしてなぜかカール・ブッセの詩を連想する。

山のあなたの空遠く「幸さいはひ」住むと人のいふ。     
噫ああ、われひとゝ尋とめゆきて、涙さしぐみ、かへりきぬ。
山のあなたになほ遠く「幸」住むと人のいふ。      
                       (上田 敏訳)

自分も、山のあなたの遠き光に焦がれつづけているのかもしれない。
日々、生きる意味を耕しながら。