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2023-09-29 | 中秋の名月と金色の舟

中秋の名月と金色の舟

満月と中秋の名月が重なった夜、徳川園では観月会が開かれていた。
団子などのお供えを載せた和船が池の上で金色に輝き、静かなひとときをつくり出している。
生家の縁側にお供えが並んでいた遠い昔の記憶がよみがえった。

今日のときそら

2023年09月29日(金)

旧暦 2022年 葉月(はづき・8月)15日

秋分、雷乃収声(かみなりすなわちこえをおさむ)のころ、
夏の名残を抱えた空が少しずつ静けさを取り戻す。
小望月が夜空で輝き、星々の光をおぼろげに覆う。
水瓶座=女宿の空を静かに渡っていく。
その光は季節の気配とともに、夜をそっと照らす。

今日のとき(季節)

ささやかな季のゆらぎを古の心にならう

旧暦 旧暦 2022年 葉月(8月)15日

ときの気配

葉月の空気がいつしか満ち、吾亦紅の花にいやされ、
ルリビタキ達の気配に心弾む。

ときの暦

二十四節気

秋分 — 昼と夜の長さが再び等しくなり、秋が本格化する。

七十二候

雷乃収声(かみなりすなわちこえをおさむ)

夏の名残を抱えた空が、 少しずつ静けさを取り戻し、 雷の声が遠くへと消えていく。

■ 鳥の気配

青い羽が森の影を照らし、 ルリビタキが低い枝を軽やかに渡る。 深まる季節に静かな光を落とす。

■ 花の気配

夕の影に寄り添い、 吾亦紅が深い紅を細く灯す。 秋の深まりをひとしずく先取りする。

■ 今日の記憶

「運動会」

青く澄み渡る秋空の下、山の上の小学校で開催された運動会。
砂埃を上げて走る子供たちと、村じゅうが歓声に包まれた日。
お弁当を広げたゴザの上が、何より誇らしかった。

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今日のそら(天文)

とこしえの宙のめぐりを伝承に学ぶ

夜宙よぞらの気配

「小望月が夜空にあり、女宿の空を渡りながら、水瓶座の上を静かに巡っていく。魚座がその後を追うように昇り、山羊座が西の空から沈んでいく。」

・月齢:14.1

・月の出入り:出 17:40 / 入 05:10

・次の新月(朔)まで:16.4 日

・次の満月(望)まで:0.4 日

■🌙 21時の夜宙

■ 太陽の天球上の位置(季をさぐる)
 古代の人々は、夜空に輝く星座を季節の看板として直接見上げ、それらを手がかりとして太陽の位置を推し測ることで、季節の移り変わりを知る見事な術を持っていました。

 例えば、今夜21時、天球では水瓶座が南中しています。一般の人々は、この見えている星座そのものを夜の指標”とし、初秋のころを肌で知りました。

 一方で古代の学者たちは、天球が東から西へと回転する規則性をもとに、この夜の南中星座から太陽の居場所を逆算しました。

 水瓶座から黄道の道を逆にたどることで、昼間の光に隠れた太陽が、今まさに天秤座の領域を進んでいることを突き止めたのです。

このように、見えない太陽の位置を星空から割り出すことで、学者たちは暦を正しく管理し、より正確な季節の流れを人々に示しました。

 同じ頃、東洋の天球に目を向けると、太陽は氐の宿々を進んでおり、 洋の東西を問わず、対をなす星々が等しく季節の到来を物語っていたのです。
■ 太陽の天球上の位置
今日の太陽は、西洋では 天秤座、 東洋では 氐 の区画にあり、 この位置が季節の基準となります。

※ 宿(しゅく)は、月が通る白道を28に区切った東洋の天球の区画名です。
星座とは別の体系で、月だけでなく太陽や惑星の位置を知るための目印として使われました。

→ 宿の天文学の詳細はこちら

🔆(今夜は月面光害アラート: 今宵はまばゆい月明かりが天球全体を満たしているため、 背景に眠る淡く儚い深宇宙のガスや銀河のうねりは月光にかき消されています。 長露光撮影は避け、月面クレーターの直接観測が推奨されます。

※ 今夜の夜空に眠る、淡く儚い星雲・星団の自動選定データは現在お休みです。 月の入り以降の暗黒の宙をお待ちください。

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