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2024-04-20|花桃の里

花桃の里

花桃の里に行ってきた。大正時代にドイツから持ち込まれた三本の苗木が、その始まりだという。
この三十〜四十年で五千本にまで増え、赤・白・ピンクの花が里を彩る絶景となった。
まさに桃源郷である。そこには、つくりあげてきた人々のたゆまぬ思いが静かに息づいている。

 

今日のときそら

2024年04月20日(土)

旧暦 2024年 弥生(やよい・3月)12日

清明、虹始見(にじはじめてあらわる)のころ、
春の雨があがりやわらかな光が差し込むと淡い虹が姿をあらわす。
十三夜月が夜空で輝き、星々の光をおぼろげに覆う。
獅子座=星(せい)宿の空を静かに渡っていく。
その光は季節の気配とともに、夜をそっと照らす。

今日のとき(季節)

ささやかな季のゆらぎを古の心にならう

旧暦 旧暦 2024年 弥生(3月)12日

ときの気配

弥生の空気がいつしか満ち、芍薬の花にいやされ、
ホトトギス達の気配に不意をつかれて心弾む。

ときの暦

二十四節気

清明 — 万物が清らかに明るく、生命の息吹が満ちる季節。

七十二候

虹始見(にじはじめてあらわる)

春の雨があがり、 やわらかな光が差し込むと、 空に淡い虹が、静かに姿をあらわす。

■ 鳥の気配

切ないホトトギスの声が、 薄明の空に響き渡る。 季節の扉が静かにひらく。

■ 花の気配

淡い風にそっと触れられ、 芍薬が丸いつぼみをほどく。 春の深まりを静かに告げる。

■ 今日の記憶

「若芽」

お腹を空かせてかじったイタドリの若芽。
道端で口に含んだ、すっぱぐさのあの酸味。
野の恵みが子供たちの瑞々しいおやつだった。

今日のそら(天文)

とこしえの宙のめぐりを伝承に学ぶ

夜宙よぞらの気配

「十三夜月が夜空にあり、星宿の空を渡りながら、しし座の上を静かに巡っていく。うしかい座がその後を追うように昇り、かんむり座へと季節の流れが続いていく。」

・月齢:10.9

・月の出入り:出 15:00 / 入 03:30

・次の新月(朔)まで:18.4 日

・次の満月(望)まで:4.4 日

■🌙 21時の夜宙

月の巡り
今夜の月は 星宿 を静かに渡っていく
・今夜見頃の星座 (正中): 牡羊座

・21時の月の滞在二十八宿: 星(せい)宿

・21時に月が位置する星座: 牡羊座

■ 西洋と東洋の宇宙観(占いが入る前の原初の姿)
  後世の占い的な意味づけが加わる前、西洋と東洋の空の読み方には、 静かな原初の姿がありました。

 西洋では星々の形に物語を重ね、 その象徴を通して季節の気配を受取り、
東洋では、星々の並び方を静かに観察し、 広がる光、連なる光を形の印象として、 天球の区画に刻み、季節の気配に重ねました。

 同じ空を見ながら、 西洋は「物語」として、東洋は「形」として夜空を理解するという 純粋な宇宙の読み方がそこにありました。
■ 太陽の天球上の位置(季をさぐる)
 古代の人々は、星座を手がかりとして太陽の位置を推し測り、季節の移り変わりを知る術を持っていました。

 例えば、今夜21時、天球では乙女座が南中しています。この南中星座は、天球が今、どの向きに回っているかを示す“夜の指標”となります。

 天球は昼から夜へと回転するため、夜の南中星座を逆にたどることで、隠れた太陽が今どの星座の領域にいるかを推し測ることができます。

 乙女座を五つ逆にたどると、牡羊座の領域になります。太陽の位置は季節の流れを示すので、牡羊座が春の初めを表すことになります。

 東洋の天球では、太陽は角・亢・翼・軫の宿々を進み、同じくその季が来たことを物語ることになります。
・太陽星座(西洋):牡羊座
・太陽の宿(東洋):角・亢・翼・軫宿

※ 宿(しゅく)は、月が通る白道を28に区切った東洋の天球の区画名です。
星座とは別の体系で、月の位置を知るための目印として使われました。

→ 宿の天文学の詳細はこちら

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