ささやかな季のゆらぎを古の心に習う
今日の日
2026年3月14日(土)
🌿季 節
🌿 二十四節気:
啓蟄
冬ごもりの虫が目覚め、地上へと姿を見せ始める頃。
🍃 七十二候:
桃始笑 (もも はじめて さく)
桃のつぼみがほころび、 春の光に照らされて、
笑うように、ふわりと咲き始める。
✧ 星座:
しし座、からす座
ネメアの獅子として知られるしし座が、 東の空に堂々と弧を描き、 夜の静寂をにぎやかす。
🕊 野鳥:
ウグイス、シジュウカラ、ヤマガラ
シジュウカラが澄んだ声で木立を巡る。 受け継いだ技をお披露目するかのごとく。
❀ 花:
すみれ、こぶし、白木蓮
すみれが小さな紫の花を地に寄せて咲かせる。 たちまちに四方(よも)の明かりとなる。
◇ 行事:
農作業の準備
大地を耕す季節を告げる農作業の準備。 祈りとともに季節(とき)が移ろう。
🌙天 文
🕒 旧暦: 閏如月26日 (仏滅)
🐾 干支:
二十八宿: 女 (じょ)
調和・柔和。人との関係が整う。
太陽星座:
魚座(Pisces)
テーマ:溶ける・受容・水の夢
境界がほどけ、世界がひとつの水音に溶けていく。
静かな受容が満ちる頃。
🌘 月齢: 24.9 (二十五夜)
細い光が夜の端に寄り添う。
moon phase

沖縄の夜空に見つけたもの

天の川を撮りたくて、重いカメラを抱えて沖縄まで来た。だがその夜、雲の切れ間から見えたのは、久しぶりの北斗七星と北極星だった。それも、南国の夏空の下で。

星の配置をたどるうちに、子供の頃、星を見上げた記憶がよみがえった。あのとき、誰かが、北斗七星を指さして「ここからこうやって北極星を探すんだ」と教えてくれた。今、同じ空の下でその星を見つけたとき、「誰が教えてくれたのだろう?」と自分の「時間の地図」を切ない気持ちでたどっていた。

年月の長さにたじろがない、遠く、深い記憶がたぐり寄せられたのかもしれない

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