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☆ 目覚める記憶、黒のかたち

目覚める記憶、黒のかたち

全身真っ黒なブラックマンタを見た瞬間、昔近くの森で初めてカブトムシを見つけたときのように心がはずんだ。思わず「かっこいいね」と、声が漏れた。

その一瞬、自分の中に眠っていた何かが目を覚ました気がした。大人になるにつれて置き忘れてきた「思いがけない発見の喜び」や「ときめき」が、黒い翼を広げて静かに舞い上がった。

水槽の青の中を悠然と泳ぐマンタは、記憶の奥に潜んでいた感情をやわらかく呼び起こしてくれた。それは、過去の自分との再会でもあり、未来への小さな予感でもあった。

記憶は、思い出すものではなく、そっと目覚めるものなのかもしれない。

2025-08-17(撮影)

季 節

「ささやかな季のゆらぎを古の心に習う」

旧暦 2026年 卯月(4月)28日

卯月の空気が静かに満ち、花や鳥の気配がそっと日を包む。

🎉 今日の行事:

🌿 記憶の中の季節:

「学校帰りのあぜ道で、青々とした麦の茎をそっと抜き取る。

指先で上手に潰して、息を吹き込む麦笛の音。

夕暮れの空に、かすれて響いた素朴な旋律。」

季節の花々:

紫陽花、花菖蒲、ドクダミ、タチアオイ、ヤマアジサイ、百合、ラベンダー、ヒメジョオン、カワラナデシコ

「雨の気配をまとい、

紫陽花が雨の雫をまとい色を深める。

たまゆらに四方を喜色に染め上げる。」

季節の野鳥:

杜鵑(ほととぎす)、郭公(かっこう)、ヨシキリ、ヤマセミ、サンショウクイ、サンコウチョウ、キビタキ、カワセミ、オオヨシキリ、アオサギ

「遠くで鳴く独特の声が森に響き、

カッコウが季節を満たす。

夏の深まりが静かに告げられる。」

季節の行事: 静かな一日

💠 思い出の行事: 静かな一日

二十四節気: 芒種➔ 次の節目「夏至」まで あと 8日

穂の気配が、風にゆれる

🍃 七十二候: 腐草為蛍 : ふそう ほたる となる

「湿った草むらの奥で、

朽ちた草が蛍の光へと姿を変える。

夜の闇に、小さな灯が静かにともる。」

天 文

「とこしえの宙のめぐりを古の技に学ぶ」

■ 今日の宙の気配

「月のない夜に星々が深く瞬き、房の空が開け、季節の星座が静かに広がる。」

■ 21時の南中星空

星座の巡り:双子座(西へ)蟹座(正中)獅子座(東から)

・今夜見頃の星座(正中):蟹座

📜 星座の神話:
巨大な怪物の足元で戦った蟹。かすかな星の集まりは淡い泡沫のよう。

・太陽の位置(黄道十二宮):双子座

・今日の二十八宿(太陽方向):昴(ぼう)宿

宙の架け橋
この宿は、牡牛座の背中にきらめく美しい青き星団「プレアデス星団(すばる)」を指します。

「 宙と季に学ぶ 」

2026年06月13日 (土)
旧暦 2026年 卯月(うづき・4月)28日
卯月の風のなかで 季節の気配がそっと揺れ 二十七日月の光が静かに満ち 今日という一日がほどけてゆき 心の奥に、小さな灯がともる

月のない夜に星々が深く瞬き、房の空が開け、季節の星座が静かに広がる。

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