🌿今日の季と宙🌌
2026年10月23日(金)
旧暦 2026年 長月(ながつき・9月)13日
戸口のそばできりぎりすの声が秋の深まりを知らせる。
十三夜月が夜空にあり、軫(しん)宿の空を静かに渡る。
魚座=軫宿の空を静かに渡っていく。
その光は季節の気配とともに、夜をそっと照らす。
🌿今日の季
ささやかな季のゆらぎを古の心にならう
旧暦 旧暦 2026年 長月(9月)13日
🍃 季の気配
長月の空気がいつしか満ち、ほととぎすの花がかすかに香る。
ソウシチョウがせわしげな姿をみせる。
🌞 太陽の巡り
日の出:06:04
日の入:17:07
南中:11:36(高度 43.3°)
昼の長さ:11時間3分
太陽の黄経:210.1°
🍃季の暦
𖥔二十四節気
寒露 — 冷たい露が降り、秋の冷たさが際立ち始める。
次の節気:霜降 (2026-10-24 03:10)
⚚七十二候
蟋蟀在戸(きりぎりすとにあり)
夜の帳が降りるころ、 戸口のそばで小さな影が震え、 きりぎりすの声が秋の深まりをそっと知らせる。
🪶鳥の気配
ソウシチョウが、紅葉が色づき始める森の低木で、色鮮やかな羽をさらに引き立てながら、忙しく木の実をついばむ。
🪷花の気配
秋の深まる薄暗い森の陰で、 ほととぎすが斑点のある独特の花をひっそりと咲かせる。 鳥の胸模様を写したような、野趣あふれる佇まい。
✍️今日の記憶
風に吹き落とされた、瑞々しい落ち柿を夢中で拾い集める。
買い物かごいっぱいの収穫に、胸を躍らせた秋の日の贈り物。
🌌 今日の宙
とこしえの宙のめぐりを伝承に学ぶ
🌠 夜宙の気配
「十三夜月が夜空にあり、軫宿の空を渡りながら、魚座の上を静かに巡っていく。牡羊座がその後を追うように昇り、牡牛座へと巡りが続いていく。」
🌕.𖥔 ݁ ˖ 今夜の月(十三夜月)
月齢:11.8
出 10/23 15:10
入 10/24 02:40
南中:21:30(55.6°)
21時高度:55.2°
次の新月(朔)まで:17 日
次の満月(望)まで:2 日
🌙月影の物語
満月にはまだ届かないその姿は、どこか控えめで、やわらかな余白を残した光。夜空は深まりながらも、どこか優しい気配を宿します。
古くは「十三夜(じゅうさんや)」と呼ばれ、十五夜に次ぐ“名月”として特別に愛されてきました。満ちきらない月の美しさは、和歌では“心のうちにある思ひがまだ形になりきらぬ頃”として詠まれ、未完成のままに漂う情緒が、人の心にそっと寄り添う象徴となりました。控えめな光は、願いの輪郭をやわらかく照らします。
風は静かで、夜の色は深まり、星々は月の光に押されながらも、まだその存在を保っています。明日にはさらにふくらむ光を思えば、十三夜は、巡りの中で最も“未完成の美”が際立つ月。満ちきらない光が、かえって心の奥にある静かな願いをそっと浮かび上がらせてくれます。
秋の夜の月の光にまがへつつ、もみじふる山かげさびにけり
十三夜の月光に照らされ、紅葉が散る山の寂しさを詠んだ歌。
🌌 21時の夜宙
星々の輪郭は月光に溶け、淡い星雲や星団はそっと姿を潜めています。
古代の人々にとって、こうした月の強い夜は「観測を休める夜」であり天球の巡りを静かに感じ取るための特別な時間でした。
☀太陽の天球上の物語
また、魚座 から黄道の道を星座5つ分逆にたどり、昼間の光に隠れた太陽が、今まさに 天秤座 の領域を進んでいることを突き止めました。
東洋でも、同じように太陽が牛・女 の宿々を進んでいることをつかみ、季節を確かめました。
※ 宿(しゅく)は、月が通る白道を28に区切った東洋の天球の区画名です。
星座とは別の体系で、月だけでなく太陽や惑星の位置を知るための目印として使われました。
出会えた光の記録は 静かな宙の記憶写真集 に少しずつ収めています。