遠い光に焦がれつづける
あの先には、きっと何かが待っている。
心の底にいつも抱いてきた想い。
幼い頃、山村で生まれ育ったせいだろうか?
峠からの眺望には今も心が躍る。
はるか先には孤高の槍ヶ岳。この写真は、私の大事な一葉。
(2005年8月 涸沢からの帰りみち、険しい登りを終えて)
そしてなぜかカール・ブッセの詩を連想する。
山のあなたの空遠く「幸」住むと人のいふ。
噫、われひとゝ尋めゆきて、涙さしぐみ、かへりきぬ。
山のあなたになほ遠く「幸」住むと人のいふ。
(上田 敏訳)
自分も山のあなたの遠き光に焦がれつづけているのかもしれない。
生きる意味を耕しながら。
